薄毛治療することになる前にAGAや薄毛を予防してフサフサな髪の毛を維持しょう

病気になってから治療するのが普通ですが、予防することに力を入れれば病気にかからずに寿命が延びたり、高額な医療費を払わなくてすんだりします。薄毛に関してもそうです。薄毛になってしまうと改善するのに時間がかかりますし、治療を継続するためにお金がかかります。

現在、日本人の3人に1人は薄毛に悩んでいます。若いうちから予防することで薄毛に悩まない人生を送ることができるでしょう。AGAや薄毛の予防法を紹介します。

AGAは遺伝する?

「ハゲは遺伝する」というようなことを聞く機会も多いですよね。実際、AGA(男性型脱毛症)には遺伝が深くかかわっていることがわかっています。遺伝子は自分の力ではどうすることもできないので、AGAは予防できないということになりますが、「薄毛の可能性」が遺伝したとしても必ずしも薄毛になるわけではありません。

薄毛の原因は実に様々ですし、遺伝はあくまでその中の一つなのです。AGAは男性ホルモンであるテストステロンが5αリダクターゼという変換酵素によって脱毛作用のあるジヒドロテストステロンに変化します。5αリダクターゼの分泌量は遺伝の影響が関係しているそうです。

親族にAGAの人がいると、将来的にAGAになってしまう確率が高まりますが、遺伝する確率は25%とそれほど高くありません。それに、親族の人が、AGAが原因でハゲているのかも正確には判断しづらいでしょう。「家族がみんなハゲてるから俺もハゲるだろう」と予防を怠ってはいけません。

予防しておけば薄毛の進行を最小限に抑えることができますし、AGAは生活習慣や環境要因など、様々な要素によって発症する症状。予防せずに髪の毛に対して悪影響を及ぼすことを続けていると、必ずツケが回ってくるでしょう。

生活習慣を正せばAGA予防になる

遺伝子以外でAGAを発症してしまう要因になっているのは、生活習慣の乱れです。睡眠、食事、ストレスのため過ぎなどがAGAの発症に影響していると考えられています。生活習慣と遺伝子の最大の違いは、自分で改善できるかどうかということ。

遺伝子とは違い、生活習慣は今からでも改善することができます。毎日の生活の中にあるAGA発症の原因を取り除くことで、遺伝的にAGAになりやすい体質の人でも発症を予防することができます。

睡眠時間の見直しをしよう

AGAの予防には、睡眠時間の見直しが必要です。睡眠不足の状態を続けていると成長ホルモンの分泌量に大きく影響を与えます。成長ホルモンは、髪の毛のダメージを修復させたり、生成したりする役割があります。髪の毛を育てるためには成長ホルモンが不可欠です。

寝不足の状態が続いていると髪の毛の成長サイクルが乱れ、次第に細くコシのない髪の毛ばかりになり、抜け毛が増えて薄毛になってしまうでしょう。夜更かしなどで質の悪い睡眠を続けている人は、睡眠時間の見直しが必要です。

良質な睡眠をとるには

入眠してから約2~3時間後に成長ホルモンの分泌量が増加します。従って、最低でも4時間の睡眠を心がけなければなりません。理想的な睡眠時間は「7時間」となっています。また、成長ホルモンは就寝中の副交感神経が優位なときに分泌されます。

副交感神経を優位にさせるには深い眠りである「ノンレム睡眠」が必要です。深い眠りにつくためには、就寝前の食事は避けましょう。胃の中に食べ物が入っていると消化にエネルギーを使ってしまうため、質の良い睡眠がとりづらくなります。

また、寝る前にテレビやスマホなどの使用もNGです。テレビなどから出ているブルーライトの光を浴びたり、スマホを使用したりすると神経が刺激され、眠りづらくなります。他には、バラバラな時間帯に寝ると、睡眠時間をしっかりとっていても副交感神経の活動効率が低くなり、成長ホルモンが分泌されにくくなるということです。

できれば毎日決まった時間に寝ましょう。理想は、成長ホルモンが分泌されやすいと言われている「夜10時~深夜2時」の時間帯です。

食生活の見直しをしよう

毎日の食事からとる栄養によって人間は健康的な体を手に入れることができます。それと同様に、髪の毛の状態や頭皮環境は、自分の食べるものの栄養によって左右されます。AGAを予防するには、髪の毛の健康を考えた食事をとることが大事なのです。

髪の毛はたんぱく質の「ケラチン」でほとんど構成されています。

食事から摂取したたんぱく質がアミノ酸に分解された後に再合成されると、ケラチンが誕生します。従って、たんぱく質を摂取することが、髪の毛を作ったり、育てたりするために必用になるのです。たんぱく質は「肉・卵・魚・豆製品」に多く含まれています。

また、「亜鉛」はアミノ酸からたんぱく質が合成されるのをサポートする効果があります。従って、たんぱく質だけでなく亜鉛もきちんと摂取しましょう。亜鉛は「わかめ・牡蠣・アーモンド・ココア」などに多く含まれています。

外食がメインだったり、食生活がなかなか改善できなかったりする場合は、サプリメントから栄養を補うこともできます。「たんぱく質」「亜鉛」に加え「ビタミンB群」も髪の毛の予防に効果的。これらの栄養分をドラックストアや通信販売で購入できるサプリメントやプロテインで補いましょう。

ストレスをため込まないように生活する

ストレスを慢性的に抱えると血行不良に陥ります。そうすると、薄毛の原因になったり、AGAの進行が早くなったりしてしまうでしょう。髪の毛に栄養を届けるのは血液であり、ストレスを抱え、血管が収縮すると髪の毛に栄養が届きにくくなります。

また、ストレスに対抗するため大量の亜鉛が消費されてしまいます。髪の毛は、生命を維持するために必用なものではないので、髪の毛に届けられる栄養は後回しにされてしまうのです。したがって、ストレスをため込んだ生活をしていると髪の毛が育たなくなります。

AGAを予防するために、「運動する」「好きなことをする」「質の良い睡眠をとる」など、自分なりのストレス発散法を身につけましょう。例えば、日常生活の中に有酸素運動を取り入れれば、血流促進やストレス発散の効果があり、薄毛の予防になります。

育毛剤を使用する

育毛剤は髪の毛が薄くなってきてから使うのが普通ですが、若いうちからAGAや薄毛を予防するために使うのもアリです。育毛剤には、「男性ホルモン抑制タイプ」「血流促進タイプ」「頭皮へ栄養を直接補給するタイプ」などがあります。

市販されている育毛剤を適当に選んでもあまり効果はありません。食生活が乱れているなら栄養を補給するタイプ、ストレスや運動不足だと感じる場合は血流促進タイプなど、購入する時に育毛剤の効果をきちんとチェックしましょう。